東京・渋谷は毎年ハロウィンの時期になると、たくさんの若者や外国人観光客で賑わいます。2023年は新型コロナの5類への移行後初めてのハロウィンなので、より一層警備が強化されるでしょう。
また、人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版第25弾「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」は、ハロウィンの時期の渋谷が舞台の映画です。「名探偵コナン」の熱狂的なファンのなかには、聖地巡礼の名目でハロウィンの時期に渋谷にいく人もいます。
当然ながら、ハロウィンのときの渋谷は大混雑します。しかし、警備が必要なくらいの大混雑を避けられる方法があります。それは、ヘリコプターからハロウィンを楽しむことです。X(旧Twitter)に投稿された、ヘリコプターからハロウィンを楽しんだツイートが話題となっています。
今回の記事では、ハロウィンについて詳しく解説するとともに、ヘリコプター上空から東京のハロウィンを楽しむプランを紹介します。
- ヘリコプター上空からハロウィンを楽しんでみたい、興味がある
- 東京でヘリコプターに乗るなら、時間や料金はどのくらいなのか知りたい
- どうしてハロウィンのときに仮装するのか知りたい
以上のような人は、ぜひ最後まで記事を読んでください。
ハロウィンとは?起源や語源の紹介
ハロウィンとは、10月31日におこなわれる世界各地で親しまれているイベントの一つです。日本では仮装をしたりハロウィン風の装飾をしたりして、秋のイベント・風物詩として定着しています。
ハロウィンの起源は、紀元前のケルト民族にあると言われています。古代ケルトの暦では11月1日が新年で、前夜の10月31日からお祭り(サウィン祭)が開かれていて、先祖の霊が戻ってくると信じられていました。
アメリカや日本を始め、世界各地で親しまれているイベントのひとつです。日本では、ハロウィン風の装飾をおこなったり、仮装やコスプレをしたりして楽しむ、秋の風物詩として定着しつつあります。
その起源は、紀元前のケルト民族にまでさかのぼります。古代ケルトでは11月1日が新年で、前夜の10月31日から、秋の収穫物を集めた盛大な祭りが開かれました。またこの日には、死後の世界との扉が開き、先祖の霊が戻ってくるとも信じられていました。
のちにケルト民族はキリスト教化しますが、祭りの習慣はそのまま残り、キリスト教会が11月1日を「諸聖人の日」を意味する「All Hallo」と定めています。諸聖人の日とは、キリスト教におけるすべての聖人を記念する日です。そして、諸聖人の日の前夜(All Hallo Eve)が短縮されて、ハロウィン(Halloween)と呼ばれるようになったと考えられています。
ハロウィンのときに仮装する理由
ハロウィンの起源とされるケルト民族が10月31日に開催していた祭りでは、先祖の霊が戻ってくるとともに悪霊や魔女もやってきて、人間たちに災いをもたらしたりイタズラをすると考えられていました。
そこで、自分の身を守るために仮装したり、魔除けの焚き火などをして悪霊や魔女を追い払ったと言われています。この風習がもとになって10月31日のハロウィンの日に仮装する文化が生まれました。
今となっては、ハロウィンといえば仮装を楽しむ一大イベントとなっています。なぜハロウィンのときに仮装するのか、その理由を知っているとちょっとだけ得した気分になれるかもしれません。
ハロウィンのときにかぼちゃを飾る理由
ハロウィンのときに、目・口・鼻をくり抜いて顔の形をしたかぼちゃを飾っているものを見たことがある人は多いのではないでしょうか。このかぼちゃの名称は、「ジャック・オー・ランタン」といいます。
ジャックは、アイルランドの物語上の人物です。いつも悪さばかりをしていたジャックは、魂を奪おうとする悪魔とハロウィンの日に遭遇します。ジャックは悪魔を騙してしまい、地獄堕ちもできずに死後もランタンに火を灯して現世をさまよい続けていると言われています。
この話がもとになって、カブのランタンを作って飾る習慣が生まれました。なぜ現在、カブではなくかぼちゃが一般的かというと、ハロウィンが伝わったアメリカではカブに馴染みがなくて、かぼちゃを手に入れやすかったからだと言われています。
トリック・オア・トリート(Trick or Treat)の意味
ハロウィンの風習の一つで、仮装した子どもたちが「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」と言いながら近所の家を訪問して、お菓子などの食べ物を集めるものがあります。
「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」とは、日本語にすると「いたずらかお菓子かどっち?」となります。聞かれた大人たちは「Treat!」または「Happy Halloween!」と答えてお菓子をあげるのが一般的です。
アメリカでは、仮装と並んでハロウィンの風物詩の一つとなっています。しかし、日本ではハロウィンといえば仮装のイメージが定着していて、「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」の風習はあまり馴染みがないと言えます。
ARIAirの東京クルージングプラン
「ARIAir」の東京クルージングプランでは、渋谷上空を通過するルートになっています。地上がどんなに混雑していようが関係ありません。ヘリコプターから絶景を眺めながらハロウィンの夜を楽しめます。
下記は「ARIAir」の東京クルージングプランの一例です。
<東京クルージングプラン(夜間/30分コース)>
値段 | 83,700円(3名/税込) |
見どころ | お台場/レインボーブリッジ/東京駅/皇居/ 六本木ヒルズ/東京タワー/東京スカイツリー |
集合場所・アクセス | <集合場所>東京ヘリポート <住所>〒 136-0082東京都江東区新木場4-7-28 <アクセス>新木場駅JR京葉線、東京メトロ有楽町線、りんかい線新木場駅よりタクシー・バスで約5分 |
まとめ
日本では、ハロウィンのときに仮装して楽しむ文化が秋の風物詩として定着しています。楽しみ方は人それぞれですが、ヘリコプターに乗って空からハロウィンの夜景を楽しむのも一生の思い出となるでしょう。特に東京のハロウィンは混雑が見込まれるので、贅沢な楽しみ方になります。東京のハロウィンを空から楽しみたい人は、「ARIAir」の東京クルージングプランをぜひご利用ください。