世界でも有数の観光都市である京都。日本人にとって「華」と「趣(おもむき)」がある特別な街です。京都を観光したときは昼だけなく夜までたっぷりと楽しみたいと考えている人は多いでしょう。そこで、今回の記事では「京都で夜景を見るならここ!」といえる絶景スポットを7つ紹介します。
- 京都が誇る日本の風景を楽しみたいと思っている
- 京都で恋人とグッと距離を縮められる場所を探している
- 旅行の思い出づくりとして絶景を楽しめる場所を探している
など、京都で夜景を楽しみたい人や絶景スポットを探している人は、ぜひ最後までご覧ください。
京都で夜景を見るならここ!絶景スポット7選
将軍塚青龍殿(せいりゅうでん)【京都市】
『将軍塚青龍殿』は、京都東山山頂にある天台宗青蓮院(しょうれんいん)の飛び地境内です。ときは桓武天皇の時代、桓武天皇は都の鎮護のために将軍像を土で作って塚に埋めるよう命じました。これがこの地を「将軍塚」と呼ぶ由来です。
青龍殿には国宝である「青不動明王二童子像(あおふどうみょうおうにどうじぞう)」が祀られています。この青龍殿には、清水寺の舞台の4.6倍の広さ(延面積:1,046平方メートル)の木造大舞台があって、ここから京都市街を一望することが可能です。
ちなみに、夜景が見られるのは夜間特別拝観がおこなわれる春と秋のみとなっています。このとき、境内の桜や紅葉はライトアップされるので、夜景撮影の合間に桜や紅葉を撮影するのもおすすめです。
住所 | 〒607-8456京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28 |
アクセス | <電車>・JR京都駅よりタクシー20分・東西線蹴上駅よりタクシー5分 <バス>・京阪バス70系統・将軍塚青龍殿循環(青龍殿⇔三条京阪)で将軍塚青龍殿下車すぐ・運行日:年間土・日・祝日(運行休止日:1月14日~3月12日)、3月25日~4月2日までの毎日、11月3日~12月3日までの毎日 <車>・新十条通「山科IC」から約10分・名神高速道路「京都東IC」から約20分 |
拝観時間 | 9:00〜17:00(16:30受付終了)春と秋のみ夜間特別拝観あり |
拝観料 | 大人:500円高校生・中学生:400円小学生:200円 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
二年坂・三年坂【京都市】
『二年坂・三年坂』はともに清水寺に向かうための参拝道として作られたものです。重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、石畳の坂や風情ある家々が連なる風景は京都を代表する風景のひとつに挙げられます。
外国人もよく訪れる人気の観光スポットで、日中は多くの観光客で賑わっています。お土産屋からは売り子の掛け声も多く、一度でも行ったことがある人ならば強く印象が残る観光スポットといってよいでしょう。
日が暗くなるとお店が閉まり始め、観光客も少なくなっていきます。夜になると街並みやは街灯に照らされ、賑わっていた昼にはない幻想的な和の雰囲気を楽しめます。
住所 | 〒605-0862京都府京都市東山区清水2丁目 |
アクセス | <電車>・京阪電車祇園四条駅より徒歩18分・阪急電車京都河原町駅より徒歩18分 <バス>・JR京都駅中央口より市バス206系統で16分、清水道下車徒歩6分 <車>・第二京阪道路「鴨川東IC」から約15分・名神高速道路「京都東IC」から約25分 |
入場時間 | 自由散策 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 周辺にコインパーキングあり |
花見小路(はなみこうじ)通り【京都市】
『花見小路通り』は京都祇園を象徴するエリアです。花見小路には京町屋や弁柄格子(べんがらごうし)など家々が並び、情緒ある景観とどこか昔ながらの京都ならでは街並みを楽しめます。
また、祇園といったら舞妓を連想する人も多いでしょう。タイミングがよければ出会えるかもしれません。そして、花見小路では景観を守るために電線が地中に埋められています。古都の雰囲気を味わえるのも魅力のひとつです。
注意しなければならない点を挙げるとしたら、撮影禁止の看板があることです。マナーを守って花見小路の夜景を楽しみましょう。
住所 | 〒605-0074京都府京都市東山区祇園町南側 |
アクセス | <電車>・京阪電車祇園四条駅より徒歩3分・阪急電車京都河原町駅より徒歩6分 <バス>四条京阪前または祇園下車すぐ <車>・第二京阪道路「鴨川東IC」から約15分・名神高速道路「京都東IC」から約20分 |
入場時間 | 自由散策 |
入場料 | なし |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
舞鶴赤れんがパーク【舞鶴市】
『舞鶴赤れんがパーク』の中にある建物は、明治時代に日本の軍隊の倉庫として使用されたものです。現在残されている12棟のうち、8棟は国の重要文化財に指定されています。
倉庫内は展示施設やカフェ、お土産ショップとして利用されているほか、不定期でライブイベントなども開催されています。夜はライトアップされて、まるで城壁のような佇まいすら感じる観光スポットです。
開館時間は17時までですが、外観見学は自由です。ゆっくりと歩きながらお気に入りの角度からの景色を楽しめます。
住所 | 〒625-0080京都府舞鶴市字北吸1039-2 |
アクセス | <電車・バス>JR東舞鶴駅より徒歩約20分、バス約10分 <車>舞鶴若狭自動車道・京都縦貫自動車道「舞鶴東IC」から約15分 |
入場時間 | 9:00〜17:00※外観見学は自由 |
入場料 | 無料※施設によっては有料 |
駐車場 | 無料 |
比叡山ドライブウェイ【京都市】
『比叡山ドライブウェイ』は、滋賀県大津市の田の谷峠から比叡山頂を結ぶ有料道路です。比叡山の自然と共に歩む安全で快適な観光道路として知られています。
比叡山ドライブウェイには、すばらしい絶景スポットが多数存在します。その中でも特におすすめできる絶景スポットが「四明が嶽(しめいがたけ)駐車場」です。南西方向には京都市街、南東方向には大津市街とワイド感たっぷりの眺望を見下ろせます。第二駐車場からは、車のフロントガラス越しに夜景鑑賞できます。
住所 | 〒606-0000京都府京都市左京区(四明が嶽駐車場) |
アクセス | <電車>叡山ケーブル・ロープウェイ比叡山頂駅より徒歩5分 <バス>JR京都駅から51・57系統の比叡山行き、比叡山頂下車すぐ <車>名神高速道路「京都東IC」から約30分 |
通行料 | 860円〜 |
入場時間 | 3月1日~6月30日 7:00~23:00(入場最終22:00)7月1日~8月31日 7:00~24:00(入場最終23:00)9月1日~11月30日 7:00~23:00(入場最終22:00)12月1日~1月15日 9:00~22:00(入場最終21:00)1月16日~2月末日 9:00~20:00(入場最終19:00) |
駐車場 | 無料 |
京都タワー【京都市】
『京都タワー』は、京都駅前にある高さ131mの眺望タワーです。まさに京都のシンボルといってもよい建物で、京都駅周辺を360度見渡せます。
京都の夜景スポットとして京都タワーを連想する人は多いのではないでしょうか。灯台をモチーフとしていて、海のない京都の街を明るく照らし続けています。碁盤の目状に広がる街並みを撮影しやすいのが特徴です。
京都駅周辺は碁盤の目状に街並みが広がっているのが特徴です。そのため、車の光跡を狙うと、規則正しく整備された街の様子が如実に浮かび上がるでしょう。
住所 | 〒600-8216京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1 |
アクセス | <電車>JR京都駅より徒歩2分 <車>・名神高速道路「京都南IC」から約20分・第二京阪道路「上鳥羽IC」から約15分 |
入場料 | ・大人:800円・高校生:650円・小中学生:550円・幼児(3歳以上):150円 |
入場時間 | 10:30〜21:00(最終入場20:30) |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
万灯呂山(まんどろやま)展望台【綴喜(つづき)郡】
『万灯呂山展望台』は、北は京都市南部、南は関西文化学術研究都市を一望できる絶好の展望台です。「万灯呂」の名前の由来は、雨乞神事の際に大嶺へたいまつ行列がおこなわれたことからきています。
山頂に位置するこの展望台はとても静かな場所です。そのため、芝生に座ると電車の走る音や堤防沿いを走る車も聴こえてくるといわれています。恋人と一緒に語りながら、趣のある夜景とともに幸せなひとときを堪能できます。
住所 | 〒610-0301京都府綴喜郡井手町多賀大峰 |
アクセス | <電車>JR山城多賀駅より徒歩約60分 <車>京奈和自動車道「精華下狛IC」「田辺北IC」から約30分 |
入場料 | 無料 |
入場時間 | 自由 |
駐車場 | 無料 |
まとめ
今回の記事では「京都で夜景を見るならここ!」といえる絶景スポットを7つ紹介しました。京都で夜景を見られる絶景スポットを探している人は、ぜひ参考にしてください。
紹介した絶景スポットに実際に行ってみて夜景を眺めることもおすすめですが、空から眺める夜景にはかないません。ヘリコプター遊覧を利用し、空から京都の夜景を楽しめたら一生の思い出になります。
『株式会社ARILA(アリラ)』では、京都ヘリポートを出発して京都の夜景を一望できるプランを用意しています。希少性が高いので、値段が高いと考える人も多いかもしれません。しかしながら、実は予想以上にリーズナブルな値段でサービス提供しています。
- 特別な記念日
- 一生の思い出づくり
- 恋人など大事な人との距離をグッと近づけたい
このようなことを考えているときには、ヘリコプター遊覧利用は自信をもってオススメできます。ぜひご検討ください。